店名の由来
これからの豊かさを見つめる場所
大きく時代が変わる中で、「幸福」のあり方や、そこへのたどり着き方も、これまで通りではいかなくなっています。
それでも、これから先に至りたいと願う豊かさ。
その願いへの思いを「未福」という店名に込めています。
今は「未だ」十分に備えられていなくとも、今までとは少し違った形での「幸福」を見つめる、そんな場所になるといいなと思います。

「未」
「未」という文字には、まだここにはないけれども、だからこそこれから在ってほしいもの、手にしたいもの、という意味があります。
それと同時に、未福があるのは、その一軒家の中で南南西(=未の方角)にあたります。
南南西を示す「未」という文字を入れることで、向かいたい未来に対しての拠点となる場所、という意味も込めています。
「福」
「福」という文字には、「これからの(新しい形の)幸福」という意味を込めています。
また、やはり福山という土地でお店をするにあたり、その名前を入れたいという気持ちもありました。
「これからの良い生き方」を考えていた中で、「幸福」のうちの一文字を冠する土地でお店をすることになったのも、なにかのご縁かもしれません。

ロゴに込めた意味

ロゴを構成するモチーフは、より良い未来を切り拓くために大きな二つの軸となる「本」と「人」。
読みかけの本を机に置いたフォルムと、「人」の字をかけあわせています。
多種多様な本と人を表現するために、コピペではなく、全て異なるモチーフを描き起こしています。
なお、僕は犬養という名字なのですが、パッと見たときに犬の口のところにも似ているなと思いました。

本と人で作られたモチーフが、有機的に影響しあいながら円をつくってこれからの豊かさを思索する様を表しています。
思索を通じて、少しずつ探求をすすめる、良い場であるといいなと願いと込めています。
このロゴは、僕が信頼するデザイナー、nottuoの鈴木さんに制作してもらいました。